瞳を閉じれば二人だけの世界
昨日の続き。
殉情について。この作品って、ぶっちゃけドMの話かと・・・っていったら石田先生に怒られそうですけどね。でも、宝塚っぽくない、屈折した愛の話だと思うんです。
観客は置いていかれて、春琴と佐助の二人だけにしか理解できない愛の世界がそこにあるだけ、という感じでした。ナビゲーターになるのはマモルとユリコなんですけど、二人が最後に愛を確かめることで、置いてけぼりの観客はようやく「あぁ、これは愛の話だったんだな」ってことがわかるわけです。
多分ぼーっと見てると何で佐助が春琴が好きなのか、春琴はほんとに佐助を大事に思ってるのかがわからなくなってくと思います。
だから、やっぱり春琴は美しいけれど寂しさを実は隠していて、佐助はひたむきに愛することを表現しなくちゃいけない難しい作品です。
たっちんとチギくんに期待大です:-))
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春琴抄 (新潮文庫) 著者:谷崎 潤一郎 |
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