風に散る花橘を袖に受けて君が御跡と思ひつるかも
吉田秋生の本は結構好きで前から読んでるんですけど、今回の『櫻の園』はスマッシュヒットでした。読んでると「あ、こういうことあったな」みたいな気分なんですけど、最後に中原俊さんの解説を読むと、この世界観に納得してしまう感じです。解説って大事ですよね。
個人的には志水さんのエピソード(花酔い)が一番シンパシィを感じました。高校生の時って色んなこと感じてたよなって思い出させる一作でした。小さい世界で生きてるんですけど、小さい世界なりに色々考えながら生きていたんですよね。
忘れかけていたものを取り戻すための一冊です。
| 櫻の園 白泉社文庫 著者:吉田 秋生 |
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