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蕗子様と春琴

引越の準備が進みません・・・ていうか逃げてます。

そんなわけでB○○K○Fでお買い物です。『おにいさまへ・・・』、『春琴抄』、『よごれちまつたかなしみに』、『万葉の人々』計5冊を買って、前の2冊を完読しました。

『おにいさまへ・・・』は、もともと持ってたんですけど、何せ高校生ぐらいの時だったので、話に全然ついていけず、古本屋に売っちゃったんですよね。
少し大人になって改めて読み返すと、色んな愛の形が見られて麻薬的に面白いです。
(でも主人公たちは高校生と大学生です・・・あんたたち大人っぽすぎるわ!)。
特にいいのはサン・ジュスト様から蕗子様への愛です。倒錯してるし、歪んでるし・・・サン・ジュスト様が自殺して蕗子様が泣くのが訳わかんないです。
いやー、マゾヒスティック。

マゾヒスティックといえばこちらも負けておりません、『春琴抄』。
先に宝塚版(殉情)を観ていたので、『あさきゆめみし』を読んでから『源氏物語』を読んだような、あのデ・ジャブ感が沸き起こりました。
「佐助よ、何故にそんなにマゾヒスティックなのだ・・・」と宝塚版だけ観ていたら疑問だったのが、原作を読んで理解できましたね。(納得はできませんが)。
自分を滅し、奉公することが佐助の愛のかたちなんですね。だから火傷を負って、気弱になっていく春琴に耐えられなかったのだと思います。あくまで自分を使い続ける主君でいて欲しかったのですね。だから目を潰して「主君と奉公人」のかたちを貫き通した・・・。
こんな感じに理解しております、はい。

今日は倒錯した愛に溺れた一日でしたとさ。
(でも何かくせになるな・・・やばいのか?)

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