読み物

蕗子様と春琴

引越の準備が進みません・・・ていうか逃げてます。

そんなわけでB○○K○Fでお買い物です。『おにいさまへ・・・』、『春琴抄』、『よごれちまつたかなしみに』、『万葉の人々』計5冊を買って、前の2冊を完読しました。

『おにいさまへ・・・』は、もともと持ってたんですけど、何せ高校生ぐらいの時だったので、話に全然ついていけず、古本屋に売っちゃったんですよね。
少し大人になって改めて読み返すと、色んな愛の形が見られて麻薬的に面白いです。
(でも主人公たちは高校生と大学生です・・・あんたたち大人っぽすぎるわ!)。
特にいいのはサン・ジュスト様から蕗子様への愛です。倒錯してるし、歪んでるし・・・サン・ジュスト様が自殺して蕗子様が泣くのが訳わかんないです。
いやー、マゾヒスティック。

マゾヒスティックといえばこちらも負けておりません、『春琴抄』。
先に宝塚版(殉情)を観ていたので、『あさきゆめみし』を読んでから『源氏物語』を読んだような、あのデ・ジャブ感が沸き起こりました。
「佐助よ、何故にそんなにマゾヒスティックなのだ・・・」と宝塚版だけ観ていたら疑問だったのが、原作を読んで理解できましたね。(納得はできませんが)。
自分を滅し、奉公することが佐助の愛のかたちなんですね。だから火傷を負って、気弱になっていく春琴に耐えられなかったのだと思います。あくまで自分を使い続ける主君でいて欲しかったのですね。だから目を潰して「主君と奉公人」のかたちを貫き通した・・・。
こんな感じに理解しております、はい。

今日は倒錯した愛に溺れた一日でしたとさ。
(でも何かくせになるな・・・やばいのか?)

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Book おにいさまへ… (2) (中公文庫―コミック版)

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春琴抄 (新潮文庫) Book 春琴抄 (新潮文庫)

著者:谷崎 潤一郎
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会いたかった

「ちはやふる」の最新号を読みました。

登場人物の名前がかるたの決まり字に由来しているみたいで、綿谷新くんのお隣の女の子は「由宇ちゃん」でした。色々気を遣ってくれてるみたいで嬉しいです。

内容はというと・・・千早ちゃんが一人でもかるたできたのは、新くんがずっとかるたをしてくれてると思ったからなんですよね。なのに札蹴られちゃうなんて・・・。ストーリー的にも悲しいですけど、競技をする人としては札を足蹴にすることそのものがとっても悲しかったです。

早く新くんにかるたに復帰してほしいですね。

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その札は、君がくれた情熱

コミックス『ちはやふる』を買いました。

改めて通して読むと、結構ストーリーの展開が早いですね。次からはもう高校生編になっちゃうわけですし。中学時代はすっ飛ばして高校生編っていうのは大人の事情でしょうか。

でも、巻末に詳しく競技かるたについて説明があったのはよかったですね。「たった一枚の近江行きの切符」っていい言葉です。

ちはやふる 1 (1) (Be・Loveコミックス) Book ちはやふる 1 (1) (Be・Loveコミックス)

著者:末次 由紀
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風に散る花橘を袖に受けて君が御跡と思ひつるかも

吉田秋生の本は結構好きで前から読んでるんですけど、今回の『櫻の園』はスマッシュヒットでした。読んでると「あ、こういうことあったな」みたいな気分なんですけど、最後に中原俊さんの解説を読むと、この世界観に納得してしまう感じです。解説って大事ですよね。

個人的には志水さんのエピソード(花酔い)が一番シンパシィを感じました。高校生の時って色んなこと感じてたよなって思い出させる一作でした。小さい世界で生きてるんですけど、小さい世界なりに色々考えながら生きていたんですよね。

忘れかけていたものを取り戻すための一冊です。

Book 櫻の園 白泉社文庫

著者:吉田 秋生
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